併用禁忌薬が多い反面、持続性の高いシアリス

現在のED治療薬には、第1世代のバイアグラ、第2世代のレビトラ、第3世代にシアリスやジェネリック医薬品のメガリスなどがあります。
シリアスは、ホスホジエステラーゼ5阻害剤として肺動脈性肺高血圧症の治療薬に処方される場合はアドシルカ錠と呼ばれ、前立腺肥大症に伴う排尿障害改善剤として前立腺肥大症の治療薬として処方される場合はザルティアと呼ばれ、健康保険給付の対象となっていますが、勃起不全の治療薬として処方された場合は、健康保険給付対象外の自由診療となっています。
レビトラは、15分から30程度で薬剤の効果が見られ、バイアグラは服用後30分から1時間程度で薬剤の効果が見られ、シアリスは服用1時間から2時間で効果が現れ、服用3時間後に効果のピークを迎えます。レビトラに即効性で劣る反面、ゆっくりと薬剤の効果で24時間から36時間薬剤の効果を維持します。
その為、このED治療薬に含有されている血管拡張剤の効果による頭痛や顔のほてりなどの副作用が比較的少ないとされていますが、極稀に発疹や蕁麻疹、顔面浮腫、剥脱性皮膚炎、Stevens-Johnson 症候群などを発症するリスクがあります。
又、シアリスは、長く血管拡張効果持続する事により血圧が降下する為に、バイアグラに比べて併用禁忌薬が数多く存在します。特に硝酸成分やニトログリセリンの成分を含有するニトロールや硝酸イソソルビドなどの薬剤は、急激に血圧を降下させる危険性があり、最大血圧90mmHg未満または最小血圧が50mmHg未満の低血圧症患者や安静時収縮期血圧170mmHg以上または最小血圧が100mmHg以上の高血圧症患者の治療薬とシアリスの併用は禁止されています。
加えて、心血管系障害や不安定狭心症のある方、最近心筋梗塞や脳梗塞、脳出血を起こした方のシアリス服用は禁止されています。